右脳と左脳で考えるということ。

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ユードーは営業がいないのですが、
イロイロ情報を聞いて、ありがたいことに開発の依頼や連絡をいただくことが多々あります。

広告を出していませんから、
この場合、アプリを安価に開発することばかり重点をおく大多数の会社と違って、
作ったものをヒットさせる、つまり、作ることと同じぐらいの比重で戦略が重要だということを
よく知っている方々で、ご指名なのだと思います。

ボクラも、作ったからにはヒットすることが実績になるので、
安易な企画だったり、成功しないアプリと考えたならば、受託開発よりも、自社開発を進めた方が良い(売れる。自社の名前が出る方が重要)ので、お断りすることもあります。

ボクは、自社でヒットするアプリを開発するためにも、本にも書きましたが、日々考えています。
まあ、快楽で、アレコレ考えるのが大得意です、ボクは、今の仕事にうまく最適化した人だなと思います。
それは、大きく2点あります。

①右脳|面白いアイデアを考える という、右脳的というか、直観的なアプローチができる。
ボクはよく言うのですが、左脳でロジカルに考えるのは、時間経過を伴うもの、右脳的なヒラメキは一瞬です。右脳的なヒラメキを、「なぜ面白いのか?」と、論理化していく方が早かったりします。
そして、その論理化の過程で、他のこととリンクして、さらに面白いことになったりします。

②左脳|面白いアイデアがはたして売れるのか。
こちらは、完全にロジックから入ります。
難しい知識入りません。
・誰が買うのか
・いつ?毎日使うのか?
・たのしいのか、実用的なのか
まあ詳しくは、本を読んでいただくとして、売れるか売れないかは、右脳と左脳、別な頭で考えます。

②の左脳に支配され続けると、①の右脳的な柔軟発想が乏しくなります。
①の右脳だけだと、誰が買うの?このアプリってことに陥ります。

数年前から、数か月かけて作って、
数百位以下ということになり、iPhoneアプリって儲からないじゃんなんて言う人がたくさんいます。
受託開発しかしていない会社が、陥りやすいのは、②です。
作ってマーケットにおけば、iPhoneもAndroidアプリが売れるかっていうと、そうではないのです。
①を考えるあまり、②が考えられない、とかあると思いますけれども、
これは頭のトレーニングですよね。

コンシューマゲームの世界では、プランナーがセールスやマーケティングを意識することもなく、かつての東映、東宝のような映画で完全プロダクトアウトな世界です。
クリエイターというか、大先生というか、巨匠なんて言われて、40歳以上の大御所が現場を退かないでたくさんいるから驚きでもあります。
だから、過去の成功に縛られて、柔軟性に欠けることも多々あるなと思います。

一方で、ソーシャル、スマートフォン向けアプリは、テレビともいうべく視聴者にアプローチをしないといけないのです。そうすると、プランニングと、マーケティングとセールスまで考えないといけない。
コンシューマゲームが日本的ならば、シリコンバレーの企業のような柔軟性が問われます。
だから、脳みそをフル回転しないといけないのです。

頭の中の発想を、組み立てて、デザイナーが色を付け、プログラマがシステムを組み、そして、ボクが市場にいかにアプローチをするかを考えて、成功をすれば、これほどの快楽はありません。

でも、ヒトは面白いことに、その成功を5回経験したので、満足せずに、次のステージへ進もうとしています。

何かは言えないですけれども、ここ数か月でiPhoneアプリのやり方が再び変わってきています。
その匂いを感じています。

ボクラは、YUDO-ADをクレイジーで面白い形で実現していこうと思っています。

また、最近、昔の知人であることとか、あるいは、全く知らない人から連絡が来て、「開発のノウハウを教えてほしい」という連絡もかなり来ます。
慈善事業をやっているわけではなく、これでご飯を食べているので、講演以外はお断りししています。


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この記事を書いた人

管理人です。多趣味です。
沖縄在住です。音楽好きです。ラジオが好きです。

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