最近、ちょっと話題になっているのですがアプリのSEO対策。
ランキングをアップさせる施策→SEOというわけです。
アプリを開発して、AppStoreやGooglePlayへ提出すると、
アプリをユーザーに検索してもらうために、
AppStoreの場合、「検索ワード」を登録します。
合計で100Byteまで設定出来るんですが、
ボクらは、習慣で
容量の範囲内でギリギリまでワードを設定していたんですけれども
聞いていると、いい加減だったりするようです。
もったいないんですよ。
ユーザーは、ギーク好きじゃないと、
そのアプリの名称なんて知らないし、覚えないのですから
検索ワードは、アプリを知るきっかけ、入り口になります。
ボクも、歳なのか、
「音をかざして曲名がわかるアプリ、名前なんだっけ?」
なんて、思って
曲当て 歌詞当て 曲名検索とかで検索しちゃうわけです。
多分、この辺りのワードを登録するのが王道ですね。
・ユーザーがそのアプリをさがせるワード
・うる覚えでさがしてしまうワード
ってことになるのですが、重要なのは、
・別のアプリを検索して、ついでに偶然みつけるワード
でして、
今までに無い、新しいアプリであるならば
ユーザーはそんなことは知らないので、
既存のアプリ、技術を表すようなワードを設定して
発見されやすいようにします。
最近だったら、みんなYOUTUBEアプリを検索するわけで
YOUTUBE + 何か は良いワードになります。
あと、みんな、無料で検索するし
ひどいけれど、無料着うた は上位ワードだと思うのです。
これらに、引っ掛ける方法もあります。
あとは、アプリ毎に、ニッチだけれど
必ず検索されるワードとか、使うユーザーの心理を考えれば
いろいろワードが連想できると思います。
これって、なつかしい、
国語、現代文、類似語への置き換えだったりします。
このアタリにテクニックがあります。
また、ネーミングだって、ワード検索に引っかかります。
例えば、世界中の人の寝言を自動録音して共有するアプリを作ったとして、
「スリープボイス」なんていうネーミングにしたら、
誰も覚えられないし、検索でも引っかからない。
だから、誰でも知ってるぐらい、相当なプロモーションをしなくちゃいけない。
より直接的な意味のネーミングにするか、
かなり超越したネーミングにするかです。
たとえば、「トモダチ寝言録音」は直接的だし、
「寝言野球」なんて、意味が分からなくて
逆に「何それ」って話題になるかも。
■新しいアイデアにもなる。
あと、最近のAppStoreになって、面白いなって思うのは、
これなんですけれども、
YOUTUBEアプリがデフォルトで無くなってしまったので
AppStoreで、みんな検索をするんですね。
すると
という具合で、予測変換してくれるんです。
これには、新しいアプリへのヒントがありまして、
みんな求めているアプリのワードが出てくるのです。
どういうアルゴリズムなのかわからないのですが、、、。
たしかに、YOUTUBEを連続再生してくれたり、
プレイリストを出してくれたり、
欲しい動画をまとめているだけのアプリでも
求められているんだなってわかります。
いろいろワードを入れると、面白いことになります。
で、無料 って入れてみると。
本当に仕方ないんですけれども、無料音楽とかそんなことになるんです。
これが現実。
でも、ここにも新しいアプリのヒントが眠っています。
というわけで、ワード検索は、いろいろ試してみたいのですが、
SEOのデータは”基本的”には、Appleしか知らないので
何が効果的なワードなのかは、通常は、わかりません。
これまでは、経験だとかノウハウでワード設定をして、
さらに、Waiting for review から
in reviewの審査に変わってしまうと、
アプリをバージョンアップするまでワード設定を書き換えられないので、
きちんと考えて登録する必要があります。
(確か、昔は、アプリ公開後も変えられた気がしています、、、)
北米では、ここら辺やっているのビジネスもあるようです。
でも知恵を使えば、どうにかなる筈なんですけれども。