Twitterでわかった、メディアリテラシーってこと。

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今回の地震によって、Twitterを中心に良い面、悪い面が良くわかりました。

フォロワーの多い著名人の場合、IT系の情報配信には強いのですが、メディアリテラシーっていう意識や知見が低いので、受けた情報をダイレクトに伝えてしまって、RT(リツイート)で混乱させるケースがたくさんあった。

ジツは今回の地震、ボクも、バーチャルで情報が入りすぎたぶん、実際リアルに動いたことで、事の大きさがわかった。会社も被害があって、近所の公園へ避難したものの緊迫感がなくて夜になるまで本当にわからなかった。

■実感
Kさんが、東北新幹線の車内の情報を送ってくれたのですが、地震に慣れてしまったのか、情報が多すぎるのか、よく考えていなかった。

妻から、自宅が停電で水も止まり、ご近所さんも困っているそうで、偶然自動車で出勤していたこともあって2時間かかって帰宅をした。
コンビニもお店も開いていない。また、懐中電灯のための単一電池も無くて、探し回るものの、ヨドバシカメラも、ヤマダ電機も、イトーヨーカドーも営業中止。

ここで地震の大変さを認識した。

■リテラシーの違い
こんなことがありました。
ボクの家から、みなとみらいが一望できるのですが、明かりや光、装飾、全開な周辺を見て、自宅が停電していたこともあり、
電力がたりないかも知れないのに、停電しているのに!あまりにもキラキラしている、みなとみらいは自省してほしい。某財閥系地所」的なことを発言したら、いくつか意見があった、

・みなとみらいは、自家発電だし、ホテルや商業施設なんだけれど?

なるほど、有事の時に議論は避けなくちゃいけないので、流しましたが、
深く考えさせられたのは、リテラシーの違いってこと。
答えは、
・代表的な著名人、大規模施設などが、節電活動を行うことで、市民の節電に対する意識が高まるから。
で、
直接的に電力を下げるとか、そういうことではないのだけれど、こういうことって、リアルで顔を合わせていれば、わかるんでしょうけど、相手がどういう人かわからないので、うまく説明をしないと本意が伝わらないわけです。

■影響力のある人は誰でも責任があるということ。
フォロワーが多いことに対して、経済的な対価やメリットは数値化できないけれど、発信情報に責任 がある、重いっていうことが分かった。
上記のように、リテラシーのレベルが受け手で違うので、その点を考慮しないといけない。正しい情報を伝えるだけだと、どんな拡大解釈、部分解釈するかわからない。
原発に関することなど、一気に風説っぽいもの、憶測までRTされた。それが著名人からだと、ものすごい速さで伝わってしまう。
で、情報を受ける人が取捨選択をする、という意見もあったけれど、これは無駄なことで、リテラシーの違いはその人の環境から性格まで、大きく変わるのでこれは無理だと思う。
事実を伝えつつも、全体的にはこうで、部分的にはこう。ってまとめないといけないのでしょうね。
災害心理学なんでしょうけど、不安を与えるだけで全く効果がないこともある。

■RTマヒ
DMやらTweetでRT要求がきているうちに、一回やってしまったのが非公式RTってやつ。
元Tweetが改ざんできるのと、一部文章が切れる可能性がある。

■ヒトの性格
最近、よく感じるのですが、
よくわからない不安に対して、ある程度予測をしながら、用意周到に最適化する
まあ、会社をやっているので、偶発的なこともイロイロ。
本当に何が起こるかわからず、こんな感じなのですが、ひたすら不安に対して根拠もなく心配になる人が多い気がします。
なるようになれ!とはいい加減ですが、
・その時、その状況で最善を尽くす
それができたら
・一歩先、二歩先を予測して準備をする。
っていうのが、男の子だと思います。多分。

■メディアっていうこと。
Twitterってエンタメの一種のように思えるけれど、フォロワーが多い人ほど災害時にはメディアになり、責任が生じるってことで、これはアマチュア無線といっしょだ。
ボクは5000以上フォローがあるので、プライベートには別アカウントを用意したほうが良いかもって思いましたね。

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この記事を書いた人

管理人です。多趣味です。
沖縄在住です。音楽好きです。ラジオが好きです。

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