10年会社をやってみてわかったこと。

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2013年1月31日
ユードーの10期がおわりました。
いままでで、最高の売上でした。
よかった。よかった。

そこで、今日最後まで会社に残っていた、ユードーで一番古いNくんと、お寿司を食べました。

ふと思い出したのです。
10年前、会社をつくって
お寿司屋さんに入って、カウンターで食べました。

「お兄ちゃん、音楽じゃ食えないと思うけれど(そういう風貌だったから?)頑張れよ!」って。

音楽でご飯食べれているのに、結婚もして、会社もやっているのに、
バカヤローって思ったのです。
でも、それは、本当のことでして

そこから先、今の自分から考えれば、本当に滅茶苦茶なこともあり、

エレベーターのない、築80年のビルで、細々くやったり
シリコンバレーを目指して、IT君みたいなカタカナ言葉を使って生意気なことを言ったり

まあ、いろいろやりました。

正直言うと、もう一回、同じ経験をしたいか?
って言われれば、NO!です。

会社員のほうが、いいですよって。

「社長のほうが、会社員より楽だと思って、どうしたら会社が作れますか?」って相談された時には、ぶん殴ろうかと思いましたけれども。

後半5年ぐらいは、自分の弟のような、妹のような連中が集まり。

うまくいくことも、うまくいかないこともあって、それでも、結局楽しくて仕方がない。

面白いモノを、すぐにリリースできるし、

徐々に、自分たちの仕事をしようと、お受けする仕事を減らして

そして、新しい事業に投資する考えになりました。

自分たちの脳で考えたものが、売り上げを伸ばして
それで、ご飯が食べれるのは、自給自足です。

日本中の知らないユーザーさんから、お金をいただいて、
そして、昨年は広告の売り上げが伸びて。
よかったなっと。

でも、今年は、凄いチャレンジをするぞ!
応援してくれる人も、一緒になってやりましょう!
っていう方もたくさんいて。
良かったなと思います。
今年は、凄い挑戦をします。

っという具合で、今日は創業時からお世話になった
弁理士の先生とMTGをしまして、
N君とお寿司を食べたら、

ボクの親ぐらいのマスターが、
「バブルの時は、凄い儲かったけれども、
拡大したのが裏目になり、その後借金がウン億円も・・・。」
なんてあったそうです。
お寿司屋さんは、60年以上も横浜でやられているそうです。

たぶん、ボクを見て、社長だと思ったのでしょうね。
まだまだ、ぼくはそんな苦労をしていないな。
そこまで、資金繰りで苦労をしたり、甘いな。
ガキだな。
って思いました。

アラフォーになり、
会社を大きく見せたり、格好よく見せようとしなかったり、
駄菓子のような、そんな風にやっています。
でも、裏で、じわじわと、海外へいこうぜっと。
ユードーは、ド派手に、かなりイロイロやった割に、
10年間通してみると、とても安定した経営ですねって言われたのですが、
意外と、ボクの堅実なところは、褒め言葉でもあり、お前だったらもうちょっとチャレンジしろよ!
って意味でもあります。(すみません。)

勢いは、昔と変わらないかなと思います。
楽しんでいこうと思います。
逆に、昔の自分のように、
若く、起業して頑張っている人がいたら、一緒にやりましょうとか、
ちょっとアドバイスをしたり、何か応援したい気持ちもあります。

(おまえ、そんな余裕があったら、
資金調達してでも、今更ソーシャルゲーム作ってでも、
社員増やして、売り上げを10倍にしろよ!って言われそうですけれどもね。
そういうTech系なお兄さんな時期は過ぎました。)

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この記事を書いた人

管理人です。多趣味です。
沖縄在住です。音楽好きです。ラジオが好きです。

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