分かりやすいコトと、分かりにくいコト。

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音楽、作品やアプリなり、商品を制作する場合
完成をすると、最初のイメージとは異なって、
うーん、と悩むことがあります。
むしろ、
一発でうまくいくことは、稀で
考え込むことの方が多いのです。

印象や雰囲気は、
仕様や要件定義を超えたものでして、
官能調査を
一般ユーザーに行うべきなんでしょうけれども、
通常は、そんな予算も、時間もありません。

アプリの場合、停止する、落ちると言ったバグは
とても分かりやすいのですが。
調整となると、とても分かりにくい。
でも、とても大切なことです。

厄介なのは、これらは仕様書で定義しにくいし
実際に出来上がってみないと分からないことが
いくつかあります。

この時に、
「何となく感じること」
というのは
とても大切で正直に思うはずなのですが、
理由をつけたがるというか、
世の中、そういうものです。

だけれど、
幼児が険しい表情の大人を見て
泣き出したり、なつかないことと同じく、
原因を言語化する力もありませんし、
脳が、言語化する前に、感覚の処理が優先されるわけで
これを感性と呼べるのでは
と思うのです。

言葉や理論でまとめる前に、
感性を優先させる方が、脳の処理も早い。

ですが、大人になればなるほど、
「何となく」
が根拠も無く、とても、
相手が気を使ってしまうような
悪い言葉のように感じられることもあります。

でも、勇気を持って「何となく」っていうことを、
大人になればなるほど、大切にしないと
と考えています。
分かりにくいんですけれどもね。

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この記事を書いた人

管理人です。多趣味です。
沖縄在住です。音楽好きです。ラジオが好きです。

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