ロケーションアプリ
トモチカですけれども、リリース10日で20,000DLを突破しました。
「斉藤さん」同様に、ギーク、テック系のメディアでは全く取り上げられず
(新聞や、雑誌には登場しているんですけれども・・・)
けれども、うまく、スタートを切れたのは、
ターゲットとして
ユース(10代後半、20代前半)に絞り込んだことがあります。
このユースを意識してアプリを作る理由は4つあります。
情報伝搬強度があること。
ソーシャルメディアで、アプリを勧められるよりも、
学校で、目の前の友人からおススメされる方が、
すぐにインストールして、遊んでもらえます。
ガラケーから移行が急激に進んでいる。
最初に何のアプリをインストールするべきか、
友達ネットワークのキュレーターや
リアルなインフルエンサーが活躍するのです。
村社会。
皆が使っているから、私も使わないとついていけない。
そういった、日本的な同調意識が働きます。
斉藤さんでは、関西で火がついて、一気に広がったようなのです。
実はイノベーター。
特に、ボクぐらいの平均年齢が30代後半(と聞いてますが)の
iPhoneユーザーとかよりも、
この世代は、潜在的に革新的なモノ、
クレイジーを求めています。
悪い影響としては、
学校が変わる、クラスや講義の単元が変わる時期は、ユーザーが凹んだりもしました。
このように、ボクがサービスを考えるとき、
ペルソナをだれにするかを考えます。
そして、偶然でもあるのですが、デザインや世界観も
このペルソナに近い、世代が考えているわけなのです。
(ユードーは、ボクを除くと20代前半だらけなので・・・)
ということで、かつての自分もそうなのですが(自戒も込めて)
スタートアップなベンチャーって、
話題性を先行させてビックに、取り上げられるよう
頑張ったりするのですが、逆にニッチでギークファンに
届くとか、ベンチャーキャピタルの目にとまるのが最後で
終わることが多いので、
本当に、普及を考えると、
最初のターゲットとしてのイノベーターを、キッチリ決めて
ペルソナをイメージすることが大事だと考えています。
そんな、トモチカですが、
ボクでも参加できない最大の問題があります。
使ったことがある方は分かると思うのですが、
超リア充の参加コミュニティになっています。
現状のユーザー数だと、まだレーダーで届く範囲が
関東だと、一円に広まってしまっています。
コミュニティ上手な人が楽しんで遊んでいる一方、
初めての人は入りにくいのです。
また、良いこともあって、だからこそ、暗黙のルールができていて
風紀がきちんとできているんですね。
なのでとても安心をしています。
システム上、
今の自分から数えて、数人、数十人へとレーダーが広がります。
ユーザーが増えるほど、自分のつぶやきの範囲は狭くなります。
なので、多分ユーザーが100万人規模になれば、
自分の街でのコミュニティになっていくと思います。
そうなると、ロケーションを意識した、地域コミュニティに発展する。
と考えています。
ロケーションのソーシャルって、まだ成功しているものを見かけないので、
米国のサービスが上陸する前に、シェアを取りたいと考えています。