考えてつながること。ハッカソン

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都合の良い、セルフケアというのでしょうか。

4ヶ月ぐらい、会社からの帰途、
ほぼ毎日2時間10Km歩いているわけですが、
お腹が少々割れてきまして、体重も良い具合になりました。

健康貯金というのでしょうか。
筋肉はあまりつきませんが、スポーツクラブ2時間分のコストも無くなりましたし。
電車賃もたまります。
さらに、歩いて通り過ぎる駅ごとに、テーマを設定して
その問題について、解決する。
アイデアを考える。
とすれば無駄になりません。
2時間の間に5駅分歩くのであれば、1テーマ24分ずつ考えて、
帰宅したら、忘れないようにメールすれば良いです。

エクセルも、メールも、パワーポイントも
アプリやツールを起動してから考えるのではなく、
考えておいて、PCを開いた時には、瞬間的に入力が出来る。

さらに、ウォーキングのようにテンポよく肉体が移動することによって、
PCの前で、Googleで検索して、グルグルするよりも、
シナプスのつながりが快楽なのか、いろいろアイデアが繋がります。

ということで、これは良いな、と習慣になっています。

さらに、毎週末は、出張で北から南まで飛び回っておりまして、
先週は、青森の IT x 介護をテーマにアプリやサービスを開発する、ワークショップ(ハッカソン)で講演をいたしました。

先のブログのように、ボクがやってきた、異業種どうし横断する事業。
なぜ、ボクは音楽を作る人だったのに、
音楽+ゲーム、観光+ゲーム、お菓子+ゲーム、健康+ゲーム、スマホ+ゲーム
など、一時期の流行言葉で言うと、ゲーミフィケーションをやってきて、
企画立案から、ビジネスモデルまで。失敗例などあげて、
・業界の慣例を飛び越えることで、新しい可能性を発掘出来る。
・両方の市場を足すことではなく、最大公約数になるために、市場が小さいこともある。
・お互いの市場が魅力的に見えて、相互扶助に考えられるが、過度な期待を持ちすぎる。
・PRの際に、メディアで注目されやすい。
・ゲームクリエイターでの実績が異業種で全く反映されないので、ブランドか権威付けをしないと、疑われる。
・異業種が事業を進める上で、服装や言葉遣い、用語の言い回しがとても重要。
というような、経験談を話しました。

そして、初めて出会う人たち、6チームメンバーを組んで、
企画立案から、PR、事業計画までしっかり作って、開発開始。
ボクも、ワンマンで立ち上げて来たことが多かったので、
逆に新鮮で、改めて、ミーティングやチーム制作の技法を学びました。

あまり、ボクが考えを伝えてしまうと、チームがその方向になってしまう。
ぐっと抑えて、考えるプロセスだけ伝えてみました。

チームのマネージメントについて、やはり
「考えることを」考える。
この自主的な学ぶ力が重要だなと。
青森のみなさんは、もの凄い早いスピードでまとめあげていまして
チームの連帯感、
そして、地方故の、危機感というのが常にあるのだなと、察しました。

安住していると、ゆでがえる理論になってしまう。
一時期、キュレーションなんて言葉も流行りました。DJのようなものです。
おすすめ、リコメンドしてくれる。
裏を返せば、その情報を取得する時間を短絡して、教えてもらう
ということなのですが、
自分で思考が覚醒したり、調査する力が失ってしまう弊害があります。

確かに、専門家、プロフェッショナルに教えてもらった方が
効率的。
けれども、自分で疑問を持ち、調べて、深く探求する。
考えることを諦めず、やめずに。
考える力が生まれてくる。

よく、音楽スタジオのエンジニアやら、職人技術を習得する際に、
背中を見てろとか、3年間何も教えてくれなかった。
なんて言うことがあります。
プロが数十年かかった技術を、説明や教えだけで理解することは困難です。
見て、真似をするしか無い。そのように思います。
考察しなかった情報は忘れるのも早い。
じっくり、考えた情報はいつまでも忘れない。

最近、学校も過剰サービスというのか、
手取り足取りで指導してくれて、自分自身で自分のために行きているのに
他動的になってしまい、
世の中もとてもコンビニ化しているのか、
考えなくても、目に見える情報だけで、生きられる時代になっているなと。

戦後の世代は、税金を収めるようになる前、学生時代に
結論が無いのだけれども、あまり経済的には役に立たないのに、
グダグダ論破する、そのような、イデオロギーの季節は終わってしまい

考えることを、考えない時代になっている。

ボクらは、知力でこれから先乗り越えていかないといけないのに。
これはまずいと考えています。

そのためにも、沢山考え続けなくてはと。

と、毎日歩いています。

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この記事を書いた人

管理人です。多趣味です。
沖縄在住です。音楽好きです。ラジオが好きです。

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