最近、アンドロイドとか普及して、スマートフォンという言語が定着しつつありますが、既存のガラケーとくらべてどう違うの?どのように生活に役立っていくの楽しいの?
ってきちんとまとめてあることって少ないと思います。
また、ボクも、企画やアイデアを考えるうえでも、あたり前の日常生活のシーンを想定するとよいのです。
ということで多分、ボクは異端的な使い方では、日本一ぐらい活用していると思うのですが、その中でもクルマとスマートフォン、つまり車でのスマートフォンの活用法をちょうど正月の長い休みということもあり考えてみました。
準備にあたって、三つあります。
電源、取り付け、サウンドです。
■まずは、電源から
クルマですが、ボクの22年前の車(パオ)でも、12Vのシガーソケットがあります。
電源消費の激しいスマートフォンですから車に乗っている時間を充電に使うのは効率的です。
ここでおススメなのは、12Vのソケットから携帯向けに直接コンバートするものではなく、
12VのシガーソケットをすぐにUSBに変換するもの
がよいです。
一度USBに自動車の電源を変換しておけば、汎用的に何でも対応できます。
ニンテンドーDSも、ガラケーも、100円ショップのPCグッズを使えばいざとなった時に、どうにでもなります。これは緊急時にも最適です。
これなんか、数百円で購入しています。
ボクは、iPhoneやAndroid両方充電できるようになっています。さらに、PC向けに100Vも積んでいますけれど、、
■取り付け
安全運転のためにも、ダッシュボード上に設置します。
カー用品店に行くと、ウン千円のものとかありますけど、これなんか数百円で、両面テープでつけるものです。チープですけど、1年以上使っています。
両脇から挟み込むタイプで意外と落下しません。
縦横になります。
こんなものでよいと思います。
■サウンド
iPhoneやAndroid内のサウンドをクルマの中のスピーカーにつけるわけですが、これもお金をかけずにできます。
最近のカーステレオでしたら、AUX入力があるはずなので、ピン端子でつなげばよいと思います。
なんか、音質向上のケーブルとか高く売っていますけれど、どうせロードノイズで消えてしまうので、遮音性の高い超高級車じゃない限り意味ないと思うんですけど。
という具合で、ヘッドフォンのピン端子から、カーステレオの背部にあるピン端子の AUX入力に入れれば良いのです。
お金をかけずに数千円で準備ができてしまいます。
FM電波で音を飛ばすものがありますけど、本当に音質が悪い。。。。
というわけで、車の中での活用って、大きく三つあると思います。
カーナビ
電話
音楽
おまけ、、、twitcast
■カーナビ
なんですけど、iPhoneの「いつもNavi」で物凄い感動していて2800円で安いなーと思っていたのですが、
アンドロイドのGoogleMapナビは最強です。ちゃんと、音声案内で、「右方向」とか、カーナビ同様に案内してくれます。
※起動時に「対応国(エリア)以外です」と、表示される場合は、GoogleMapをバージョンアップしてみてください。
地図の更新、音声認識、検索機能。
地図は、毎回ダウンロードをするので通信は発生しますが、常に最新というわけです。
カーナビなんか、数年に一回更新をしなくちゃいけないし、お金もかかるけれど、これは全部無料です。
しかも、指先で拡大縮小もスイスイできるのでこれは便利です。カーナビいりません。
音声認識も驚きですね。
音声も認識率が高いというか、誤認識の方が少ないぐらい。以前、ホンダのインターナビを使っていたのですが、音声認識の酷さで毎回ストレスになっていただけに、この技術進化は驚きです。
で、近くのファミレスとか、ガソリンスタンドといえばすぐに候補を出してくれるし、ピンポイントの場合はすぐにナビを開始します。
欠点は、電池の消費が激しくて、充電をしても同じぐらい消費してしまいます。
GoogleのDBにアクセスをするので、かなり良い候補を出してくれます。
欲を言えば、渋滞情報とか出してくれるとよいのですが、これだけユーザー数が増えてくれば、恐ろしいけど情報を取得していって当然できるとおもうんですよね。
また、地方に行っても幹線道路であれば、ソフトバンク回線でも十分使い物になるなという感じです。
なので、カーナビの使いやすさのおかげで、車に乗るときはアンドロイドにしています。
■電話については、iPhoneもAndroidもスピーカーモードがありまして、本体だけでもハンズフリーできます。
ボクの車は古すぎて社内ノイズが大きいので、ちょっと聞き取りにくいときがありますけれど。
問題なのは、ハウリング防止は本体のスピーカーのみ有効な機種が多くて、サウンド出力していると、社内全体にハウリングしてしまうことがあります。
よく、車から電話しますが、問題ないですね。
■音楽については、一番不満の残るところです。
クルマの中で、効率的な時間を過ごすというか、暇な時間をいかに楽しむのかというところだと思うのですが、当然視覚的な情報って運転に集中しているわけで、耳に入る情報で楽しみたいわけです。
で、昔だったらラジオだと思うのですが、これがつまらない。
ボクはマニアックなのかもしれませんが、通勤時には無線機を積んでいるので、ラジオNIKKEI(旧ラジオ短波)の株式市況やらを聞いています。
DJには怒られるかもしれないのですが、お話の面白さだったら、AMを聞きたいと思うし、FM放送だったら音が良いので好きな音楽だけ流してくれればいいと思ってまして、ラジオがいまいちですね。歳なのかAMだと、NHKのラジオ深夜便とか聞いている方がおもしろいですね。
クルマに限ったことではないのですが、自分の施行や状況に合わせて、楽曲を自動選曲してくれるとよいです。
例えば、クルマのスピードに合わせてくれるとか位置情報を取得して、その位置情報に紐づいた楽曲を選んでくれるとか、
楽曲にGeoTagを付けられるようにして、リスナー同士で共有できるようにするとか、なにか面白いことができるような気がします。
あと、長距離を運転していて思ったのですが、音声合成の技術も上がってきているので、Twitterとかメールを読み上げしてくれるとよいですよね。本来、視覚的に入る情報を、聴覚に変換をすればかなり良いと思います。
最後に、ボクの場合、日記というかライフログでもあり、また何かの交通トラブルに対処する意味でも、ドライブレコーダーとしてtwitcastingを利用しています。
これは、iPhoneのアウトカメラでムービーをサーバーに送って、twitterで共有するものなのですが、運転しながら、それを見ているふぉろわーが、安全運転を、とか今ドコどこ走行中ですね、って具合でコミュニケーションできます。
また、昔走行した映像を見ると、懐かしかったりして自分でも楽しめるのでこれはおススメです。
以上で、使っていると気が付くことがあります。
音声認識
GoogleMapNaviのように、音声認識がここまで高精度であるならば、端末の操作をすべて音声でできれば良いのにって思いますよね。
楽曲の選曲から、ナビの制御、音量コントロールまで全部制御したい。
そして、聴覚で楽しめるもの。
耳だけで楽しめて、体感で車で遊べるゲームとか、いろいろな事をしゃべってくれるものとか
なんて企画が思いついたりします。
ということで、スマートフォンで自動車を制御するとか、どんどん開発されていくのでしょうけど、現状でもかなり車で役に立ちます。
もうちょっと普及したら、ユードーでも、車で活用できるユーティリティとか、開発したいなと思っています。