「みる」、「食べる」、「聞く」=「感じる」こと。
毎日あたりまえのこと積み重ねる。
ずっとそのなかにいることで、
無意識に人は環境の影響を受けるものだなと思います。
僕は、子供の頃に感じた、はじめての「音」
例えば、なんかこのメロディいいなとか、和音はなんだなっとか。
大人になると、理屈がわかるようになるから
フィルターをかけてしまって、「わざわざ」初めての感動を受けにくくなっている気がする。
40も半ばですから、ある程度はズボラに、会社のみんなに任せながら、
「こだわりをもった」クリエイティブを、根拠なしに伝えられるように
原点である「音楽」の感覚を取り戻そうとしています。
アプリのサウンド制作、ライブ配信スタジオ、南雲の楽曲制作
音をじっくり聞いて、聞く比べられる。
「自分が良いもの」を極めようとしていて、サービスや作品の質をあげようと、試みる。
ということで、会社のスタジオ1号を作っています。
なるべくPCも使わず、モニターも見ずに楽器だけ見て作るような環境
音に集中出来る。静かで。
せっかく自分がリノベをした部屋ですが、壊しまして。
土台からやり直し。
天井も外して。
通気口も取り付ける。
壁も二重に。
自分がかつて音作りをして、「なにかよい」と思ったのは何かなと。
Protoolsで個人的に楽しんでいた頃のサウンドをベースにしてみようと。
リニアPCMレコーダーとバイノーラルマイクで取材したなと。