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最近、集中してオンガクを作ることがあって、昼夜逆転生活。
なので、週末に朝方に戻そうとしているのですが、無理なのです。

というのは、天知茂さん主演の 非情のライセンス の第3シリーズが深夜にやっておりまして。
「天知茂」をキーワードにして、レコーダーに録画設定しているものの
オンタイムに見たくて仕方がない。

当時、小学生だったボクは、学校から帰ると
明智小五郎をやっていまして、大人な世界と、ニヒルな天知茂にドキドキしたものです。
10年ほど前に、DVD化されてから、天知茂の写真集やら、レコードを集めました。

時代的に、昭和50年代の高度経済成長を終えた時期、
その当時なりの、格好良さ、ファッションや、ロケ地の雰囲気(昔の横浜港とか)
ちょっとした街中、新宿の高層ビル。レトロモダンというのでしょうか。

そして、ボク自身もアラフォーになってきまして、
子供のときの記憶が、どんどん遠くなります。

記憶の映像も、モノクロームになってきまして、当時を思い出す、懐古的な面白さも感じ出したのだと思います。

また、天知茂のニヒルというのも時代と逆行していて良いのです。
全てを語らず、少ない言葉、表情で空気を作る感じ。

今は、お笑いもそうですけれども、言葉巧みに
コミュニケーション能力が問われる時代のように思いますけれども、
昔は、男は言葉が少ない方がカッコいいとか、
チャラチャラしない。
なんていう、静の教育を受けていた気がします。