いつも余裕が無くて深く考えてなかったのですが、
車のサウンドセッティングをして、爆音で聴いてみた。
そこで、ふと思い出しまして、
Janet Kayが、Chaka KahnのWha'cha gonna do for me.を大沢さんのアレンジ、プロデュースで歌ったのがありまして、これのサウンドがGoodなのです。
かなりベースを上げても、ビビらない(音も割れない)んですね。
最近の純正オーディオは凄いなと思ったんです。
もちろん、元々のミックスも最高に良いんですけれど。
■そこそこ無難に良い音だから、何もしなくなる。
車には、iPhone接続端子がありまして、すごい便利なのです。
(Bluetoothでも自動認識するのですが、多分音が劣化していると思います。
でも、乗っている人のiPhoneに勝手に接続できるので便利ですね。)
そこで、前から気になっていたのですが、iPhoneの音質。
iPhoneとかiPod、音が悪いなんていう人がいますけれども、
初代iPodTouchやら、iPhone登場前のRIOなんていうMP3プレイヤーと比べたら、
凄いクリアで無難にまとまったサウンドだと思うんです。
多くの方がやっているように、ヘッドフォン代えるだけでも、もっともっと向上します。
(標準でついてくるヘッドフォンとか、本当に無駄というか、ゴミ箱に捨てた方が良いです。
環境のためにも、Appleも安いヘッドフォンを付けない方がよいと思うんです。)
ヘッドフォンとかウン万円出したり、アンプつなげたりするようになりましたけれど、
ちょっとだけ、ボクは疑問だったりします。
■昔はひどかった。
昔のオーディオアンプとか、ボリュームを上げるだけでも、スースーとヒスノイズが酷かったし、冷蔵庫とかのノイズは回り込むし、とにかくひどいかったです。
でも、ケーブルを変えたり、カセットテープを比べたりして、少しずつサウンドが向上するのが面白かったりしました。
そして、CDが出たとき、
ボクは、何故か河合奈保子の曲を聴いたのですが、ダイナミックレンジの広さに子供ながら、とってもびっくりしたもんです。
それと比べると、今は、デフォルトで本当に良い音だから、もっともっと良い音を聴こうと、あまり努力したり、深く考えなくなってしまった気がします。
■根源から変えてみる。
で、先述のように、iPhoneのヘッドフォンアウトの先に、アンプを付けたり、
ヘッドフォンを変えたりしますけれども、
サウンドはaacやmp3でかなり圧縮されてる。
なので、ボクはCDからリッピングするときに、設定を変更して、
WAVで44.1Khz/16bitにしています。
これで、かなり良くなります。
私たちにできることはこれが限界かなと。
■192Khz/24bit
実は、かなり前から、音楽スタジオの機材で192Khz/24bitで録音ができます。
なので、録音の段階で、
CDの44.1Khz/16bitよりも、実は、もっともっとクオリティをあげることができるのです。
残念なことに、結局、CDやiTunesでの配信を考慮して、ダウンサンプリングしちゃうんですが、
192Khz/24bitで配信してくれないかなと、ボクは、強く望んでいます。
(一度、このクオリティで聴いてしまうと、CDに戻れなくなります。)
iPhoneも32Gbyteとか、64GByteへと高容量化しているんで、
クラウドはaac/mp3で、
本体メモリーは無圧縮かつ、スタジオ同等の高品質なサウンドで
ってすみわけができると思うんです。
■アプリならできる。
気になってiOSのオーディオ周りの仕様を見てると、
サンプリングとビットレートの可能範囲は無制限だったのです。
なので、192Khz/24Bitもアプリの中のサウンドだと再生できそうなんですね。
これが出来れば、iTunesじゃなくてアプリでアルバムをリリースしちゃえば良いと思います。
アーティストも、スタジオのサウンドを、クオリティを下げずにリリースしたいはずです。
■実験してみたい。
一点iPhoneで問題がありまして、デジタルからアナログに変換する箇所である、
DACの性能がどの程度なのかわからず、
せっかく高サンプリング/高ビットレートで録音しても、アナログにスカスカに変換されては意味が無いこともあります。
それでも、192Khz/24bitで、きちんとスタジオでミックスしたサウンド(録りは生)、もしくはProtoolsのデータをお持ちなエンジニアさん、ミュージシャンがいたら、実験をしてみたいです。
(っていうか、知人に聴いてみよう!)
年明けに、ちょっとプログラマと研究開発したいと思います。
アプリで再生するのと、iPodライブラリで再生するのを比べてみる。
もし、大きな違いが出たら、これは凄い革命になると思います。
手軽にアプリで、アルバムをリリースできる環境を僕らが用意して
各レコード会社、レーベルで簡単にリリースできるようにしたいな。
最近、サウンド回りをやっていないので、久々にそういう、役に立つことを来年したい。
なんて思いました。チャレンジだ!
ということで、忙しくて相変わらず、読みにくいブログですみません。