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ボクは、音楽を聴くと眠れなくなってしまうのですが、
日曜日の夜、本当に眠れなくなってしまいまして

困ったので、ちょっと影響を受けたサウンドを。

 
1985年のMadonnaのアルバム「Like a virgin」から。
代表曲Material Girlとか、Like a Virginとかより、
Into the Grooveとか、Dress you up、Borderlineとか好きです。
 
その中で、Angelって言う曲が一番好きで
小学校5年生のころに最初に聞きました。
思い出すと聴いています。

ボクは、やはり音楽は、理屈だと思っていて、
ロジカルに聴いたりするので、ちょっとまとめてみます。

 
この曲、凄いところが沢山あって、ポイントは
「シンプルだけれど」壮大なのです。
 
1)コードが3つだけ。
とはいえ定番のスリーコードってことじゃない。
 D-7 → E-7 → F
(ボクは7thコード好きなのでね。)

2)Bridgeが無くて、Verse→Chorusの二部構成

3)歌唱力
 マドンナって凄いなって言うのは、下から上まで結構実用的なレンジ広いんですよ。
 この曲で、そこそこ上手い(当時、まだ一発屋じゃないかって言う頃ですから)わけです。
 
 In disguise ican see it in your eyes. 
 ここ、凄いなって。太いなって思います。
 (今でいうとLady GaGaやブリトニーじゃないけれどヒットすると
  ちょっとメンタルがイカれるじゃないですか。
  その点、彼女は物凄い強化してきたんだなと。)
 
 この後の PaPa don’t breachあたりで、下が強化されてきたわけです。
 ※ただ、ブートレグ版のVirginTourには、Angelがしっかり入っているけれども、駄目駄目でした。スタジオで編集しないと難しいですね。
 
4)ほとんどYAMAHAのDXサウンド
 プロデューサーが、CHICのナイルロジャースなんですけれども、
面倒だったのか、ボクが聴くところ、シンセベースもパッドも全部DXの音なんですね。
 なので、薄っぺらいんだけれども、アルバムの一貫したサウンドが出来上がっているんですよ。
 DXは、立ち上がりのアタックが強いので、のっぺりしたパッドのバッキングの上に、ギターとのユニゾンがうまくマッチするんですね。他の曲でもこの傾向が見られました。
 
5)ナイルロジャースの右チャンネルのギター
 イントロ2発目を弾き外しているのを、ボクはしっかり聴き逃していないのですがww
  こいつもフレーズやリフをうまく使い回していますね。
 全般的に、レファレ・レファレ・レファレミファソミをうまーく、テーマにしています。

6)デジタルエフェクター
 ボーカルの加工については、当時も賛否両論あったのですが、導入されたばかりのデジタルディレイとか、ガンガン使ったんだなと。
 
この曲、シングルカットして、PVも作る予定だったみたいだけれど、
お蔵入りしているんですよね。
もしそうなっていたら、名曲入りしたはずなんだけれども。

ボクの好きな、PrinceのPopLifeも作りは似ていますね。


だから、Verse→Bridge→Chorusみたいな、楽曲構成が大嫌いで。
アジアっぽい、日本だとか韓国の歌謡曲は苦手です。本当は。