ハイレゾでアナログ録音が見えてくる。

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最近、ハイレゾ(ハイレゾリューション・オーディオ)ブームらしくて
多分、ガジェット系でしばらく話題になると思います。

というわけで、近所のオーディオショップに行ってみた。

記事の説明がうまくないというか、どれを読んでも、理解出来ていないのかピンとこないと思います。

化粧品で言うのであれば、肌のきめ細かさというのでしょうか。
音のデータを格納する格子、
あるいは升目と言うべきか、細かいほど、音の再現性はより高くなる。
イメージとして、CD-AUDIOの規格
44.1khz/16bitよりも、192khz/24bitだと肌理が数倍も細かくなります。

そういえば、一時期、花王が異業種参入として、フロッピーディスクやDATを出していて、
驚いたのですが、さらに凄いのは、
化粧品の技術を投入したらしいです。(噂ではなかった。)
残念ながら、すぐに撤退してしまいましたが。

このデジタルオーディオって、80年代後半には
先述のDATというデジタルテープ規格で、少々CDよりも品質が上がって記録が出来た。
(当時、テープはよく絡まったり、詰まったけれども・・・)

さらに、サウンドを制作する現場もクリエイターも、2000年代初期には
Protoolsで192khz/24bitレコーディング出来たのに、iPodやmp3オーディオの登場で
猛烈に品質は下がり、逆に、
チープなヘッドフォンや、スピーカーでマスタリングやミキシングするという
もったいない状態が続いていた。

ですので、原音に対する再現性が高くて歓迎なわけですが、
多くの人は、相対的に比較すればサウンドの違いが理解できますが、
比較しないと分からないし、果たして、品質勝負って
VHS vs βから始まる、意味の無いことになるんじゃないかと。

海岸線と言う例えがありますが、
海岸線のスケールを細かく凹凸で記録出来るのは・・・。
デジタルで、
全部輪郭を正確にトレースすると、長さが無限大になってしまう。
だから、アナログテープな時代に戻るなと。

というわけで、
スタジオの192khz音源と比較すると、それは、すばらしい!
残念ながら、多くの方はハイレゾの音源版を購入するかしないと
比べられない。うーん、生かされるかな。。

あと20年したら、アナログに回帰したりして。
なんて思いました。

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この記事を書いた人

管理人です。多趣味です。
沖縄在住です。音楽好きです。ラジオが好きです。

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