実は、フォグライトをずっとつけたものの、飾りで機能していなかったのですね。
後付けで、フォグライトの一式を購入したのですが、ハーネス(車内へ取り込むケーブル、フォグライトをオンオフするスイッチ)がないので、しばらく無点灯なお飾り。
バンパーに取り付けはできたけれど、どのように車内に引き込むか。
面倒なので、イエロー×ットに電話したところ、取り付けを拒否されまして。
頭カンカンに怒りながら、自分でやろうよ思ったわけです。
だけれどね、クルマ、車のグッズが売れない中で、オーダーメードに応じて(その分価格が高くても)サービスするのが利幅が大きくてビジネスチャンスだと思うんですよ。
・お金がかかって、維持ができないとか、なるべく安く所有したい
というユーザーと、僕みたいに
・車が好きで、趣味には贅沢に楽しむ。(とはいえ、この車は格安で購入し、ケチケチカスタマイズですけどね。)
後者のマニア相手に、オーダーメードをしたらいいと思うんです。(ボクはお小遣い少ないけど。)
ボクも、昔から S13シルビア、RX-7、ビガー、ロードスター、NSX、ヴィッツ、オデッセイとかいろいろ乗ってきて、NSXなんかバラせるところは全部分解して、エンジンも外したりして、楽しんだけれど、全部わかったら飽きちゃった。
今の車は、電装系が多くて難しくてできなさそうだけれど、パオは、ちょうど練習になる。
ということで、最近また車いじりをしたくなった。
が、歳を取ったのか、忙しいし面倒なことは任せてチューンナップしたいっていう僕みたいな人。
手は汚したくない?っていうユーザーもいると思うんですよ。
あと、旧車ファンも相当いると思うんですね。
フォグランプをつける
ということで、自分で作業をしようと、
ハーネスキットを通販で800円購入しました。
問題は、車内にスイッチを引き込むための穴が大変なのです。
エンジンルームから、運転席下まで線を通さなくてはいけない。
防音や熱を車内に入れないために、十分なシールドがされているんですね。
そこで、
が、ゴムキャップがあるのですが、手が届くのがやっと。
仕方ないので、感覚でカッターナイフをつかって、切り込みを入れて、線が通るぐらいの穴をあけます。
そして、ヒョロヒョロのケーブルを通すために、クリーニング屋さんでもらえる、鉄のハンガーを壊して、その先にケーブルをつけて、通すわけです。写真の青いのはハンガー。白いのがリレー用のケーブル。先端でテープ付しています。
そして、運転席アクセルペダルの裏シートを外します。簡単に外れます。
ボンネット側から、グッと押し込むと。
ハンガーについてきた白いケーブルが、ニョキッと車内に出てきます。
説明はいらないかもしれませんが、フォグのハーネスは、点灯させるための電源はバッテリーから直にとっています。ですので、アクセサリー(キーを回して、電装系がON)オンの時に、フォグスイッチが通電して、この手元のスイッチがオンになると、フォグの電源が入るようにリレーを切り替えるものです。
ということで、無事に完了しました。
CIBIEのイエローフォグは、パオにとても似合いますし、ライトが暗いので本当に視界が広がり、夜間の運転が
楽になりました。
こんなに明るいとは!驚きです。
おまけに、アイドリングの調整についてです。
パオは、電子制御のキャブレターということで、オートバイのようにガソリンと空気の混合を調整します。
今の自動車整備士さんは、この辺りを知らない人が多くて、整備工場に持っていくと、すぐにキャブレターのオーバーホールっていうんですね。
交換したばかりだし、クリーニングもしている。
そんなわけで、調整がうまくできていなかったわけです。
冬になって、低燃費になるものの、アイドリングが低すぎて、低回転時にアクセルを踏むタイミングで、エンジンが停止したり、信号でアイドリングストップして怖い思いも多々。
そんなわけで、自分で調整をしてみましたが、とても簡単。
キャブレターの横にある、この部分をマイナスドライバーで時計回りに回すと、回転があがる。左に回すと下がる。パオは、タコメーターがないので、そして当然測定器もないので、耳で聞いて合わせます。
これでバッチリ。
あと、メーターの改造。
パオのメーターは暗くて、見えづらいのです。
メーターですが、まずエンジンルームにある、スピードコントロールのケーブルを外します。
参考サイト
慎重にばらして、
キャップを外します。
このキャップはいりません。なぜ、暗くするためにワザワザつけていたのかわかりませんが。
これで、メーターがとても明るくなります。