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季節の変わり目に「ぎっくり腰」が起こりまして・・・。2022年末韓国渡航中に救急車に運ばれ、「痛み痙攣ループ」と命名しています。

軽度なぎっくり腰と混同していると思う記事もあり、すぐに体を動かした方が回復が早いといった意見もありますが、「痛み痙攣ループ」の時には、体を動かせないし、私は、回復の数日後に”痛み痙攣ループ=重度”になってしまったので、安静が大切だと思います。

恥ずかしながら、起床時に体が動かせず、トイレに行けずに失禁をしてしまいましたが、自分の下半身も自分で見れないので、スマホを取り出して、動画を撮影してどのあたりが床に濡れているのか、動画撮影をしました。それでも、すぐに動けないので、掃除もすることはできません。幼稚園の頃のおもらしがフラッシュバックしました。

 

(軽度)かがめば歩けて、子供の頃から経験する、腰に常に軽い痛みがある

(重度)咳でも激痛。振り子のような神経に振動が伝わると電気のような激痛。裏を返せば、数ミリも動かなければ、痛くない!

 初回は、痛すぎて場所が特定できないので、ぎっくり腰と気づかない

 

(重度)救急車はお願いした方が良い

・家の外(会社、公共交通機関)で失禁すると大事になる。

数メートルの移動が、命懸け、便器の蓋も開けられない。数メートル先の移動で数分かかる。トイレに行けないので、失禁してしまう。失禁する予期不安が起こる。

・起き上がる時も、横になる時も、大変。

歩けても、段差を乗り越えられない。咳や唾を飲んでも痛い。周囲の協力が必要。タクシーのドアの開け閉め、振動でも激痛になる。

ぎっくり腰は名称が可愛いすぎて、経験者以外は、よくわからないので、病名を伝えると、こちらの痛みが伝わりづらそうです。尿路結石の症状と似ているとも言われています。病名を伝えず、痛くて全く歩けないとして救急車を呼ぶべきです。

 

(重度)「痛み痙攣ループ」から逃れられない

電気が走るような猛烈な痛み(人生で最大)が来る。痛すぎて、筋肉が痙攣。痙攣に反応して、痛み→痙攣→痛みの無限ループに展開。

痛いことの予期不安で、体を動かすことが怖くなる。

余計なことを考えない。精神を整える、何も考えない、不安に思わない努力。私は、BPM60の音楽を聴いた。

(重度)のテクニック1

痛みが来るタイミングがわかるようになってきますので、察したら、痛みの重さとシンクロして、深く息を吸います。痛みの重さぐらい、腰の筋肉がこわばりますが、息を止めてしばらく待機。痛みが引くタイミングで、息を吐く。

この状態になっていると、文章の意味がわかると思います。ループ状態から抜け出ましょう。

(重度)のテクニック2

体のどこを動かすと、痛みに連動しないか、探してみます。腕を上げることも、足を動かすことも難しいものの、手や指は大丈夫だったりします。

問題のない動き箇所を探すことは、痛みループから意識を逸らす目的もあります。

 

(重度)のノウハウ

患部は冷やす

ロキソニンはかなりきく 痛みを抑えるため、薬に頼って良い 

咳が最大の「痛み痙攣ループ」になる。喉をイガイガさせない。湿度を高く、飴の用意

オムツは二重に。硬いところに寝る。寝たら、椅子に上がるのを苦労する。ソファーは沈むのでダメ。

寝床の周り、低い位置に、薬や水など置いておく。

起床時が一番痛いので、起床1時間前に寝ながらロキソニンを飲んで準備。効いたところで起きる。

夜は、水を控える。朝尿意でトイレに行かないように。

 

(重度)経過、その他

3日は激痛は続く。起床時の痛さで程度がわかる。

背筋を伸ばせないことと、普通に歩けないことを周囲に伝えるためにも、杖を持った方が良い。

冬の韓国ソウルで、初めてぎっくり腰になりまして、ホテルのベッドで倒れて、数メートル先のスマホにたどり着けない状況。痛みを我慢できるレベルではない。

救急車で搬送後、ブロック注射を行った。現地の看護スタッフや、家族のお陰で、翌日に帰国できる。

(1週間の自宅静養後に、立ち食い蕎麦屋に行って、コロナ感染をした。)

その後、半年ペースで軽度なぎっくり腰を経験して、重度を経験したので、軽いものだと思っていました。

ソウルのぎっくりから1年後のクリスマスでした。

軽度なぎっくり腰になったものの、気合いで治そうとして、翌日から杖をついて歩き回りました。年末も忘年会を開き、回復をしたと思っていましたが、翌日に、重度なぎっくり腰に後戻りしてしまい、大変な年末年始になったのです。

 

以上、役に立てばと思っています。