以前話題になった、Android Marketの個人情報漏えい問題ですが、
GoogleがAndroidアプリ購入者情報を誤開示、決済システム不具合で
修正されたようですが、我々にとって、まだ欲しくない情報もあるような気がしています。
この問題は、さておき、
AndroidMarketで購入者の地域や性別が集計されて、分単位で更新されます。
いつ、どこで、だれが、何を更新したか、リアルタイムでつかむことができる。
AppStoreでは分からなかったことです。
面白いことに、ユードーのアプリ。
追加購入アイテムなのですが、
全体的に、首都圏、特に東京で全く販売されていないことが分かりました。
そこで、先日の記事を思いついたわけです。
3000万人の会員数を誇るGREE利用者があまりにも回りにいないので調べた結果、本当に住む世界が違ったという話
最近、コンサルだったり、スマホの話をする際に議題に挙げるのですが、
都市部を中心の、我々のいる情報サービス業=第三次産業からすると、
第一次産業、第二次産業の人達、
特に地方が全く見えていないわけです。
類は類を呼ぶわけで、我々の周りには似たような、職種、文化圏の人たちが集まり
東京が、東京という地に来て、東京であろうとする人たちで支えられ、
そんなことが奇妙にうつることがあります。
そこで、
最近、深夜にドンキホーテさんへ行け、とか、深夜のファミレス、地方のイオンモールを観察する
など言っていますけれども、
文化圏が変わると、
生活も、お財布の開け方も、自由に使える時間も全く異なります。
ユードーが目指しているところでもあるのですが、
メディアウケしなくて、ITオタクや、スタートアップ系のギーク好きには、興味も示されない?
そのような、ごく普通のこと、多くのヒトが喜ぶ、
当たり前な、アプリ、サービスにとても興味があって
特に、iPhoneをはじめとするスマホが、
先鋭的で、アーリーな方から、より大きな大衆に使われるように移行しつつあり
このあたり、狙ってはいます。
コンテンツというつくりかたではなく、会員を囲む、メディア、もしくは番組というべく
視聴率争いともいえるわけです。
ぼくは、肌感覚で知ろうと思って。
地方をじっくり見て回ったりしたり。
時には、地元の異業種の知人と食事をするようになりました。
そんななかで、
最近、南雲は真面目だから、ギャンブルも、女遊びもしない。
と言われて、ハッとしたことがありました。
ぼくにとって、全く理解不能な分野だったわけです。
言われてみれば、パチンコも数年したことはないし。
ギャンブルはしない。
というわけで、いつも自分が生活をしている文化圏。
殻に閉じこもっているように、さえ見えたわけです。
そして、クリエイターや作り手の持つ情報と同じものを
ユーザーに求めてしまう。
そのような、アプリ作りはとても危険だなと。
結果、エンタテインメントなわけですが、
余暇をいかに楽しむか、気軽に楽しんでいただくか。
可処分時間の多い方に向けて、じっくり使ってもらえるのが、
音楽やら、ソーシャル系のアプリかも、しれないかと。
人って、自然と、より良い時間を過ごそうとするものなのです。