夏休みをいただいています。
とはいえ、5月から働き方を変えたので、
考えることに集中しておりまして
数か月のロングバケーションでもあります。
今、Wantedlyで求人活動をしているのですが、
僕らの狙い通り、好きなモノを作りたい
”想い”のあるサービスを作りたい方々に
応募いただいています。
評判のようで、エントリーが多くて良かったなと思っています。
ありがとうございます。
ボクの会社、数字上では好調だけれども、今危機感を持っていて
次の時代に向けて、一気に変えてしまうぐらい、
体制も、開発やサービスの計画を練っています。
今、遠い街にいまして、
ファミレスやら、マクドナルドの深夜
ボーリング場やゲームセンター
カラオケボックスを見ています。
ソーシャルの利用者を考えることが面白くて、
新しいアプリを作りたいところで
地方の若い方の、コミュニティへの帰属や参加について
悶々と見ています。
企業なので、儲けることは、当たり前で
そうじゃなきゃ、僕らはご飯を食べれないわけだけれども、
沢山の人に使ってもらう、
成功するサービスというのは、
とても、人間臭くて、作り手の思いや気持ちだけではだめで、
多くの人が言葉にできない問題や
潜在的な気持ち、
ストレスやら、とても人間的なことに
向けたものにしなくてはいけなくて、
かつてゲームのように、作り手志向でもなく
参加ユーザーも含めた、コンテンツ作りともいえて、
結果、喜ばれたりはしないのだけれども
ものすごい多くの人がつながり、影響を与えられる。
これがきっかけに、結婚したり、恋愛になれば、
ボクは、本当にうれしい。
だから、作り続ける。
ボクの10代を考えれば、
音楽でも、趣味も、社交的でなくても
なんとなく遊ぶもの、逃げる場所があり、
ネットもない時代でしたので、
シンセやシーケンサーで一人で、打ち込んで自分で遊んでいたわけです。
地方都市において、
オタクやマニアな趣味、興味
サブカルといわれていた分野まで、メインカルチャーになってしまうと
さらに、その世界でコミュニケーション能力まで求められると、
ガス抜きというのか
逃げる場所はどこにあるのだろう。
今、ボクがこの場所で高校生だったら困るなって思っています。
他者と自分によって、
その距離やリアルをはかる、けれども、村が狭かったら
そりゃ面倒だ。
ボーリング場や、カラオケボックス、ゲームショップ、ゲームセンター、
イオンなど見てみた。
ボクだったら、村から出たくなるなっと。
首都圏であれば、いろいろあるけれども、
地方で、小さなリアルコミュニティだとすると、
帰属できないボクは、辛そうだ。
好きなこと、楽しいこと。
社交的なコミュニティもよいのだけれども、
無理なく、本当の自分、素直な自分を表現できる場所
なるほど、そのなかの一つは「斉藤さん」かもしれないわけで、
匿名性は、逆にリアルとの自己同一性を維持できる。
正直でよいのだ。
だから、運営や管理もしつつ、適度に調整をしている。
いまだに、というか、以前にも増して
利用者が増え続けているわけですが、
この青年期の気持ちというのは、
ボクが持ち続けないといけないことなのだと思った。
そして、今、
地方都市のマクドナルドでボクはこのブログを書いていて
ちょうど後ろの
マイルドヤンキーとも、ゲームファンとでも、
何も、属さないような、若い人たちの会話を聞いてみて
深夜に、何かを期待して、話し合っている
この感じ。
次のコミュニティへの可能性をとても感じていて
企画をまとめている。
コミュニティというのは、システムで考えがちだけれども、
人のつながりという大前提があり、
もっともっと、コンセプトを明確にするべきだと思う。
斉藤さんの場合は、本当に偶然だったわけだけれども、
何か、マストでもなく、ゆるかったり、
頑張らなくてよいとか。
無理に楽しく無くても良くて、
何も発言しなくても良くて、
自分を作らなくても、悶々と。
そのようなわけで、
ボクは、自分自身の興味もあり、
そして、これまでの経験から、正直な自分を考えることで
面白いゲームや、アプリ、サービスが生まれることを知っている。
それぞれの、働くスタイルは
いろいろな成功パターンがあると思いますが、
少なくとも、ボクは収益化や売り上げを前提に
事業を考えると、うまくいかなくて
それは、利用者に向き合って、何かを考えることであって
頻繁ではないけれども、
定期的に、ヒット作が生まれて
ご飯が食べれている。
もちろん、もっとおいしいごはんを食べるために、
成長する計画を立てて、計量的に10倍とか
年収もいくらとか、目標は立てる。
でも、多分、ボクのことを知っている人は
言わなくてもわかるよってことだと思うが、
次のモノをひたすら考えていて、
そんな僕のことを知らずに、
収益化とか、事業拡大のためとか
いきなり連絡が来たりして、ちょっと嫌だなと思う。
10年後、20年後、もしくは50年後を考えれば、
そんな目先のことではないのです。