授業参観にいきました。

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土曜日、父兄参観へ行きました。

なんとなくですが、

いつの時代も、
子供達は生き生きとしていて、
とても前向きで、活気があるなと感じました。
見ていて、清々しい気分になりました。
いや、羨ましいという感じも。
子供になりたい!

 
先生も教え方に工夫をしていて
丁寧で
ボクらが子供の頃よりも、
高度で、複雑化した社会の中で、
大変なんだろうな、と思います。
 
 
ただ、一点だけとても心配になったのは、
学校という空間が、もしかしたら
優しくて、繊細で、寛容に見えている分
 
大人の社会になったら、子供達は、適用できるのかな
繊細に育った分、耐性はあるのかな
 
と不安になりました。
 
ボクらの子供の頃は、
良い学校をでて、良い大学に入って、
大きな会社に就職できれば
一生ハッピーな生活が出来るような幻想がありました
 
80年代の物質的な豊かさが幸せだったからでしょう。
それで、子供が多かったので、競争社会で
学校に入るのも倍率が高くて
 
しまいには、バブルがはじけた時期だったので、
90年代前半の就職も、苦労しています。
(ボクは、幸いなことに、それほどでもないけれど)
 
なので、子供から大人になる時に、
嘘をつかれたというか、
世の中ってそんなものね、って感じになっています。
 
どこか、世の中を信じないというか、
組織や集団に依存しない。
 
そういう、斜めに見て、ひねくれた所があるように思います
ですので、会社の行事やら、社員旅行っていうと、
休日まで会社の人間にならなきゃいけないような、
ゲロ吐きそうになるぐらいの嫌悪感があったり、
あまり、洗脳されるようなことは嫌だな、
なんて思いました。
 
まあ、ボクの場合、右も左も宗教も
そういうのに依存するのが嫌いなものですから。
特に。
 
というわけで、世の中をナメているような
不良でありたい感じが今でもあるのですが、
20代の若い人たちとか、
厳しく怒ったりすることもある一方で
凄いまじめだなと感心をしています。
 
昔のボクだったら、うるせいな、馬鹿とか
会社には依存しないぜ、とか、
内心強気だったりするのですが、
 
素直に聞いてくれているんじゃないかと。
心配になります。
 
そういう生真面目さというか
キレイな心っていうのが、今の実社会で
疲れちゃうんじゃないかと心配になります。
 
 
夜回り先生、水谷さんがとても好きで
ブログ著書を拝読するのですが、
 
子供の世界⇄大人の世界で
一点だけ、ちょっと異なるのが、
 
例えば、
 
表面上は、エコだとか、ロハス、企業活動とか
(左翼的で、J-WAVEとかうさんくさいな、なんて思うんですが
美しくて、素晴らしい理念を掲げるものの、
その反面、やはり経済活動をしているわけで、
泥臭い、大人の競争社会だし、
人を攻撃することで、成り立つようなことも多々あるわけです。
これは仕方の無いことで、変えることは出来ないのです。
なので、頭を使って、能力が高い人
が生き残って、先に進むしかない。
 
ボクぐらいの歳になると、
そんなことを乗り越えて、
如何に冗談を言うかとか、
笑いあることにするかとか、そういう余裕を持つことも重要
って、多少できてくるのでしょうけれど、
 
どこも、必死で、
成績が上げられなければ、
 
結果、今の大手にも起こっているような
大リストラになってしまう。
 
そうすると、今まで会社に依存していた方は、
一気に、セーフティなものを失ってしまうわけなんです。
 
 
大変な時代。
普通に生きることが、とても難しくなっているのに
ちょっと、社会が表層的に、優しいけれど、
 
実は、そうでもないことに
とても違和感を覚えます。
 
 
性善説か、性悪説か、二元論ではなくてですね、
そういうこともあるんだ。
良いか悪いか、0か1だけではない。
ゆるさを持たないと、
鈍感な力を持たないといけないのでは、
そのように、ふと、感じました。

繊細で、やさしい、やさしく育てられた子供たちが、心配になるのです。

 
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この記事を書いた人

管理人です。多趣味です。
沖縄在住です。音楽好きです。ラジオが好きです。

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