毎年自分に「おまじない」をかける言葉があります。
勇気がいるので、ことし、はじめてみんなに伝えてみました。
「口八丁」「話くどい」「怠ける覚悟」「聞く」「安全」
つねに自分に言い聞かせて、思い込むようにしています。
というのは、ある程度、会社を安定にのせた際に
「好きなことだけやれば良い」
「嫌なことをやるならば、楽に稼ぎましょう」
「直感力がある」「思ったことは、そのとおり」
ここまで言われても自分は、不安となり、
「そうである根拠」をさがして、複数の人の助言を確認したり、徹底的に調べた。
みんなが安心して働ける、理想通りな自社事業をもち、ある程度ベテランになったのに
「思うことを信じていない」自分の問題だった。
いま、
「好きに」人生初の「暇になる」はずが、頭を埋めるために、何か考えているのですね。
結局「楽をできない性格」であることで、僕を超える経験者は、とっくに知っていたこと。
「その道を経験しないとわからないこと」を、
「手取り足取りでは乗り越えられないこと」乗り越えた人は知っているのですね。
中年の危機だと思います。
「やりたいこと」はよいとして、
「いやなこと」は大人なのでいろいろ考える。
それで、僕の周りにはやってほしくないので、ゆるやかに話すようにしてきた。
僕は、理想の働き方として、「考えること」が商売の人は、脳が筋肉痛になるぐらい考えぬいてほしくて、「考えること」のために、「食事」や「健康」、生活を豊かにしてほしい。安定・安心が保障されて、プラスαの仕事ができるから、もっと沢山の人に役に立とうと思える。
また、「すきなこと」で、結果が出なさすぎたり、本当は「すきではありません」とか、「飽きました」、「いやなことでも我慢しなさい」となるし、それでは仕事を見ている人に失礼になるし、心と考えが乖離する。
「楽をするためには」=「頭をつかってかんがえないといけない。」
数年後、数十年後の「すきなこと」を探す研究がとても大切で、その将来を考えてほしい。
「いやなこと」をやらないために、「すきなこと」、「すきなこと」を探すために健康と豊かさ。
すきなことをするために。