毎日空いた時間に、ポツリポツリ、サウンドを作っています。
最近は、音を作るのに、体と近くなったなと実感をしています。
まあ、頭に近くなったということです。
理由は、5つあって、
1.モニター(スクリーン)
2.スタートアップ
3.デバイス
4.サウンド
5.価格
1.モニターについては、ノートパソコンでサウンドが作れちゃうので、
視点の移動が少なくて済むのです。
ボクは、corei5のノートPCで制作をしているのですが、
プラグインもサウンドも充分。モニター内で余裕で完結します。
昔の打ち込みだったら、
上下左右に積み重なっているシンセを操作したり、
あちこちラックに移動して、スタジオだったら体を動かすし。
曲作りに専念したいのに、いろいろなメーカーの作法な
UIをいじったり、ダイヤルを回したり、
ミキサーをいじったり。
ゴチャゴチャ、ケーブルに囲まれて
以前は、操作が多くてクリエイティブに集中できなかったのです。
今は、ノートPCに向かえばよいので、楽ですね。
2.時間も早くなりました。
作り始める際に、
シンセや機材の電源スイッチを入れて
アプリを起動して。
それだけでうんざりだったのですが、
ノートパソコンで、ディスクもSSDで
キーボードもUSBで指せばすぐに使えるわけです。
起動が早いし、操作も手早く出来るんです。
3.デバイスですけれども、
M-AUDIOのKeystation32
ノートパソコンの横幅程度のキーボードを
自宅と、会社と、車に積んでいます。
そのくらいお気に入りです。
マイクロなキーボードは1万円以内で
各社から出ていて、全部使ってみたのですが
べロシティ、操作性、ボリュームスライダーでのコントロール
など総合点で、一番いいと思います。
また、ボクは超リアルタイム入力なので、
(この適当に作ってみたトラックのシンセとか、リアルタイムのスライドです。)
パラメーターもすぐに制御したいので
昨日、nanoKONTROL2を買いました。
本来の機能である、
PANやVOLUMEなどのミキサーのコントロールはどうでもよくて、
ボクは打ち込みの時も、DJのリアルタイム的な操作が重要で
FILTERやCUTOFFとかを
自分の指でコントロール、レコーディングしたかったのです。
あと、MPCのグルーブ感も、ボクは手打ちでドラムトラックを作れちゃうんですね。
(特技)
コルグのエディターとか調べたのですが、
凄い簡単で
abletonというアプリと相性が良いです。
ただ、下記のセッティングを分らなくて、
MIDIキーマップができなくて苦労しました。
(参考サイト)
http://createdigitalmusic.com/2009/07/download-free-korg-nanopad-nanokontrol-scripts-for-ableton-live/
下記のようなセッティングだけでOKです。
4.サウンド
アプリの開発と一緒かもしれませんが、
リーンスタートアップで、
ある程度近い音色を選んで、
ひたすら、シンプルにしつつ
ボクは、アレンジやらトラックを作りながら
同時に、仮ミックスをしていきます。
なので、音色が決まるとすぐに、コンプをかけ始めるわけです。
あと、昔だったら、ローファイに汚すとか
流行りましたけれども、最近はどれだけストレートに
サウンドの立ち上がりを早くするか。
分りやすい音色にするか。
要するに、
90年代のローファイやら、80年代のようなリバーブで
遠くするのではなくて、バリッと近くに聴かせる。
そんなミックスだなと思います。
5.お金かけなくても良い。
10万円ぐらいのノートPCと、ソフトでしょう。
プロは大変だなとは思います。
センスとテクニックがあれば、音楽の知識が無くても
フォローできるし、大胆な発想に結びつくと思うんですよ。
でも、ベースとミックスだけは、お金勝負な気もしています。
というのは、ベースはやっぱりアナログシンセでしょう。
結構高額です。
シンセベースなんですけれども、
midi-miniといか、ムーグの音圧は
立ち上がり方とか、厚さが違う!
ソフトシンセでは出せない感じがします。
あと、ミックスなのですが、
素の音で比べたものの、やはりProtoolsですね。
I/Oが良いんですけれど、段違いです。
というわけで、
GWを利用して、サウンドは気ままに、作りたいときだけ、適当にやっています。
多分、オンガクが面白いのはこんなことじゃないかなと思います。