音のジメジメ

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「仕事は効率的に爆速で」

でも、何かを新しくつくるとき

誰もやっていなかったり、偶発性を求めて、悶々と、根拠なく、様々な方法で試す。

「とにかくやる、失敗する、経験する」

効率的な仕事の進め方は逆になる。
クリエイティブをやりだすと、頭の切り替えに困ります。
頭の中の「イメージ」や「空間」ができていて、もわっとしている。それは言葉や考えたことよりも、複雑。
自分は音楽な人なので、面倒で

和音やメロディはもちろん、音の雰囲気や空間は大切で、

雨の日の雰囲気ならば、丸くてとんがっていない音ですし、そのために、リバーブという音響効果や、レコードの質感やら、雰囲気づくりをします。

以前、荒井由実の「ベルベットイースター」を聴いた時に、ロンドンぽい曇りっぽい、声の雰囲気と、フェンダーローズと言った、エレピ、ギター。全体的に湿った音だなと思ってました。

アレンジをされた松任谷正隆さんが、40年以上前を回顧して、ロンドンの雨のイメージでって伝えられて、無意識というのか、暗黙知なのか、それで、僕にも多くの人にも雰囲気や空間が通じたのだなとわかりました。

でも、今の人が聴いたら、別に受け取れるかもしれません。

その時代の言葉にできない、多くの人が感じるであろう、雰囲気や空間があって、先取りをして、大衆に伝えること。

ビジュアルもサウンドも、このような感じでと。言葉は荒いなとも思います。
自分が考えるのは、音のように、世の中がハイレゾ化しているけれども、人なのか動物なのか、

「気持ち」と「考えること」が乖離しているような気がしていて、自分もその時期を抜けて、本当に実感しています。

ジメジメ、じめじめ。

ベルベットイースター

陰鬱感ある音ですけれども、強さと将来への期待を込めた、綺麗な曲だなと思います。

雨の街

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この記事を書いた人

管理人です。多趣味です。
沖縄在住です。音楽好きです。ラジオが好きです。

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