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しばらく失念をしておりましたが、下記が、最近のブログです。私が沖縄市比屋根で開設をしております、小学生から高校生までの放課後デイ施設ドーユーラボです。

ドーユーラボ

もうすぐ今年も飛行機のマイルが10万に達する。忙しなく毎週のように空港に向かい、沖縄もリゾートでもなく、都内に通う感覚になっている。これから旅が始まる感覚は薄れてしまった。

自分のスピードをダウンさせようとしていて、若い頃を回想しながら、漠然と心に沸き立つことを言葉にしようとしている。

出発と到着の人は、それぞれ向かう方向が逆で、空港内の同じ通路でも、見えてくる看板が異なるし、人々の表情も異なる。飛行機に搭乗するための搭乗口番号を探すことと、手荷物受け取りをして出口へ向かう世界感が異なる。

空港をのんびり楽しみ、街に出た時に旅を計画する雰囲気がないことに残念と思っている。国際空港にはアライバルラウンジはあるのだが。

幸い、空港では優先搭乗ができるわけで、スピードダウンしている自分は、のんびりと荷物な準備ができる。一般の搭乗口だと、せっかちな自分が、追い立てられる感じを受け取ってしまう。搭乗時で、荷物を丁寧に整理をして、落ち着いて荷物検査してもらいたい。繁忙期の朝は、かなりしんどく、かなりのストレスだ。

ゆっくり手荷物検査を受けると、次の難関は、優先搭乗だ。ステータスの高い利用者には一番最初に飛行機に乗ることに違和を覚えて、自分はタイミング良ければそのままプライオリティに並ぶか、一番最後に搭乗するかどちらかだ。

あわただしいことを、どうやって回避するか。のんびりすすめるか。

プライオリティ、ステータスメンバーへは、生き急がない配慮もしてほしいなとも思う。

実は、出発と到着の空港の顔と、もう1つの空港の感覚があって、25年前に空港で働いたことを思いだす。

当時、車を長期に預かる空港外パーキングが流行りだし、バイトをした。記憶が正しければ、学習塾で成功をさせたオーナーが、空港付近のパーキングを借りて、長期滞在の利用者の車を預かり、空港で受け渡しをすることを考案したのだ。

バイトをする私は、当時は飛行機も乗ったことがなく、地方から戻ってきた家族ずれの楽しそうな雰囲気や、沢山のお土産を抱える姿に憧れた。自分も飛行機で旅行や、仕事をする人生になるのか、将来の機体はあまりできず、その割に先の心配もせずに成り行きに任せて、その日の封筒に入った給料をいただいて、羽田や蒲田の工場な街の中で、呑んでいた。この時の空港の色は、灰色な記憶にもなるが、いやではない。

羽田の神社の脇の土地や、ガソリンスタンド裏の敷地を借りて、車を配送した思い出と、今の自分が重ならずにいるが、当時の自分に戻りたいと、思ってくるこの頃だ。

久しぶりに、窓側の席に座ることにした。